”汚れや傷も大切な思い出”をそのままに

浜松にお住いのI様

当店の事は以前からご存じだったようで、この度「亡くなった父の着物でリメイクをお願いします。」

と、ご来店くださいました。

絹の中でも最高級ランクの絹地の羽織で、羽裏に絵が描かれていました。

お父様がこの羽織りをよく着ていたのを覚えていらっしゃるようで、羽裏の汚れ・傷なども

「”父の思い出”だから、こういう所も残してリメイクして下さい。」

とご依頼いただきました。

＜製作ポイント＞

• 上質な絹地でとても柔らかく小物にリメイクするには、扱いやすい生地の厚みに調整する必要があり、4種類の接着芯で調整しています。
• 羽裏の絵は一枚の絵画のようになっていて、８点のポーチを仕立てるには切らなければいけないので、何度も型紙を当てなおし、一つ一つのポーチに柄が活きるように配置を調整しました。
• キルト芯を貼ることで、高級感のある膨らみと絹の光沢が美しいデザインになりました。

I様にはこちらのポーチ以外にも、オーダーいただいております。

当店にはリピーター様がとても多く、信頼していただいている事がとても嬉しく励みにもなっております。

お客様一人一人のご希望に沿ったご提案やご相談にはお時間が掛かることもありますので、お電話にてご予約

下さいますとスムーズです。